3fedc12c.jpg5月28日(日)、昨日の1m先も見えない霧の世界とはうって変わって、チェックアウトする時間頃には薄日が差し、昨日までの雨に打たれた木々の緑は一段とその緑を映えさせている、当てもなくその空気に誘われるまま、歩いていると「美術館」の建物の前にでる、ここは脇田和氏(97歳)の作品が展示され、分野としては造形美術だそうである。ゆっくり二周し、喫茶室でブルーべりジュースを頂く、建物と建物の渡り廊下の青と苔むす石垣そして「しだ」、コンクリートの柱の円形の溝、柱から伸びる2本の影・・・。ふと心のどこかが動いた。