人材には、会社の財産として十分満たしうる「人財」と会社の業務上のプロセスに問題があるのか、または採用に問題があったのかデットストックになってしまっている「人在」があり、最悪なのは会社に害を及ぼす「人罪」がある。中途採用の場合、最近つくづく思うのは、採用基準を学歴や肩書きで判断すると大きな「罪」を及ぼすと言うことだ、そう言った意味では自分が経験の中で培った採用基準が正しかったと言える、特に高額者でハンティングし採用する時などは、一番が仕事の能力ではなく、その人間性であり「徳」をもっているかと言うことが最重要である、それによっては一人の人間によって今まで我慢して育ててきた人材もまた経営自体も破壊されることになる、二番目に言えることは、薄っぺらな経験ではなく地に足を付けてそこで7年10年一つの業務を経験し且つ精通した内容のあるプロを選択する事がもっとも大事な事である。それを見極めるには3ヶ月ほどの十分な時間が必要だ。 とにかく「人の痛みが解るかが」がその人間の資質に大きく影響してくる。中小企業である我が社にとっては、そんな図抜けて優秀な人を求めるのは至難の業であり、だからこそ「心の正しい子」を入れて大事に時間を掛け励まし自信を持たせ、時には叱咤し育てて行く道を選ぶそうして育った人材は私にとっては「宝」である、またその成長を見、外部の人間からお褒めの言葉を頂いた時、日報等に今までにない言葉を見つけた時はなににも変えがたく胸を熱くすることがある。