586ecf38.jpg1993年の細川政権以来、16年ぶりの非自民内閣が始まる。「脱官僚」を掲げ、長い官僚依存の政策を変えていくのは並大抵のことではなく当然、激しい抵抗にもあうだろう。

私が思うに、年金問題にしても、安部内閣の時に「国民お一人お一人に至るまでお調べしてお支払します」と公約したにも関わらず、今現在もまったく実現の道はない。また景気対策にしても同じ、自民党があのまま続けていても悪くはなっても良くはならなかったことは明らか、それであれば民主党が結果はどうあれ、国民側に立って全力で今までの政治を変えていく努力をしていってくれた方が一縷の光は見えるように思う。

民主党議員に申したいのは、どうせ長い野党人生、失うものはないはず、名誉や利権と言う私欲を捨て純粋に国のため、国民のため、国民の代表として必至でこの4年、戦ってほしいと切に思います。オリンピックの選手だって四年後を目指し全てものを犠牲にしたものだけがメダルに近ずく、それを考えたら4年は長いようで短い。

民意という後ろ盾を武器に、堂々と死にものくるいで戦ってこそ、4年後の衆院戦も国民の正しい評価がおのずと得られるはず・・・。決して実力評価でもなく、民意で選ばれたと言うことを肝に命じ、決して驕るなかれと言いたい!!

今、現在私自身、金欲も名誉欲も物欲もまったくありません、いつの頃かは定かではありませんが、多分自分の人生の折り返し地点を過ぎ、また自分の終末の日が見えてきたあたりからかも知れません。

一国の総理大臣も大企業の社長も新宿の公園で暮らしている方もみんな命が尽き、いずれは同じ土に帰る。

希望はできれば「魂」だけは少しでも輝いて終わりたいと思っている。

私欲なく生きられると言うのはとても楽です、「いい会社にしよう」「社員が誇りのもてる会社にしよう」「自分の会社に携わる社員・その家族、仕入先様・お客様全ての人」が一生付き合っていきたいと思える会社にしたい純粋にそれだけです。

100年後も存在する会社にしたい(私の名前は残らなくていいので)。

ただそれだけを考えながら、経営を判断していくと自ずと行く道は決まってきます、だから今の自分は単純に楽に生きられているような気がします。

みんなが「いい会社」と思える会社でなければ、息の長い会社には、なるよしもない。