信長が桶狭間の戦いなどに好んで謡ったと言われる『敦盛』。そして本能寺での最期でも火焔につつまれながら舞ったとも聞く。

「人生五十年。下天のうちに比ぶれば夢幻のごとくなり。ひとたびこの世に生を受け滅せぬもののあるべきか」

戦国時代は常に「死」に直面し、「死」を意識して生きざるを得ない時代だった。だからこそ常に悔いなく生きようともしていたに違いない。徴兵制度のある韓国やアメリカの男性の死生観も日本人とは大きく違うのではないだろうか。

私自身もある年齢までは50歳という年齢を意識してきました。自分の人生の分岐点とも思っていました。「自分は50歳になったら・・・。」とそんな思いでいました。

今その分岐点を超え新たなる路を踏み出した時、残された人生、時間を意識した時、如何に悔いなく生きるかを思うようになりました。

だからこそ・・・。


満足したら、そこでお終い。

自分が自分を厳しく見ていかないと
大切な何かを見失ってしまう気がする。

これからが本当のワクワク、ドキドキの世界。