いつもお世話になっている方からのご紹介である金融マンにお会いしました。2時にその仲介をして頂いた会社の応接室で待ち合わせしたのですが、5分遅れで28歳の若い社員がイガグリ頭で現れ、部長は所用のため少し遅れますと言うことでした。20分後に多分、私より10歳ほど若いであろう小柄で眼鏡を掛けた部長と言う人物が現れると私に目配せした程度でその仲介の会長さんに遅くなりましたと言い、後は今度、妻と白樺湖に行くのでそのティディベア館を無料で入れないかの交渉話。いつ終わるともつかない話が一段落したところで融資の件ですがと私が差し出したカタログをめくりながら、高飛車に。「どんな仕事をしているのか」事情聴取、「まずは3期分の決算書をだして下さい」。
はっきり言って現在お付き合い頂いている各銀行のご担当者と比較し部下も含め遅れてきても一言もない品のない対応、そしてこんなネットの時代で事前にまったく調べもしない仕事の怠慢な態度に辟易した午後でした。
仲介頂いた方の顔もあるので、穏やかに場を立ちましたが、ビルの外に出るとすぐさま、経理に電話を入れひとつあったその会社の口座を抹消しました。
二度とこの会社とはおつきあいすることはないと思いますが、ある意味、私の仕事を成功へ導く、起業時の忘れかけた反骨心と言う起爆剤になったことは確かです。世の中、色々な方がおり、また勉強させられることがあります。そして27期のスタートにあたり初心に返る意味でよい時間だったかもしれませんね。