2012年05月07日

ヒカリエ

bfa7c086.jpgここは渋谷。
37年前は、東急文化会館だった。
勿論、つい最近までも。

そして、私のアルバイトのスタートはこの8階にあるゴールデンホールと言う結婚式場から始まった。



屋上には山手線内では初めてのブラネタリュームがあった。
そしてその何階か下には映画館が。

海の遠い、東北の寒村で育った私は、本当に新鮮で美味しい刺身は勿論、牛肉なんて食したことがなかった。
またお酒と言えば、ホッピーか、風邪で熱を出した時にお世辞にもうまいとは言えないサントリーレッドのウィスキーをキャップで2、3杯あおり、厚着をして布団に潜りこむそんな酒だった。

そんな私に食を教えてくれたのは、この結婚式場の後の反省会。結婚式で残ってしまった手のついてない料理や春先になると当時は青学の学生のテーブルマナーで残した料理。

当時のマネージャーが勿体ないので、持ち帰るのは食の安全衛生上だめだが腹に入れて帰るのは許してくれた。
今まで生きてきたなかでこんなに、豪華で美味しい料理にお目にかかったことがなかった。

そこで覚えたことは、好き嫌いの前に本当に新鮮なものは、大概うまいと言うこと。

また夏になるとビアガーデンとなり、一階でのチラシ配りも遣らされたが、最初はいやいやだったが、どうせやるなら、または早く終わりたい理由から、如何にもらってくれるか、どんな人がもらってくれるか、相手の視線や足の動きを観察したことも。
全ては、ここまでの人生の中で大いに役に立っていることは間違いない。

移りゆく時代、変わりゆく街、そんな東京にも想い出が一杯詰まっていることを改めて感じた。

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