日経、『春秋』より

今年の新入社員のうち定年まで今の会社で働きたいと言う若者の割合は、34・3%で過去最高だそうだ!

会社勤めにつきものの人間関係のあつれきを想像するに年齢差、知識、経験。さまざまな鎧を厚く身にまとった上司と徒手空拳の新人社員がぶつかり合うこともあろう。

 しかし職場で目上の人間が厳しいのは当たり前だ。
残念ながら我が社の場合は・・・。

しかし厳しさの中に、若者を真っ直ぐ敬うことを拒む無用の沽券がふっと忍び込むことはないか。

 俗に「3日、3ヶ月、3年」と言う。辞めたいと言う気持ちがもたげるこの時期の葛藤をなだめすかして、新入社員は6ヶ月に入った。
その背を伸ばすか、どうかはその上司にかかっている。

 あらためて、人を採用し育てることの重要性と難しさを感じる。 あと何年経てば、生え抜きの社員がその役割を担ってくれるものか・・・