ジョブズが残した伝説のスピーチ、病床から復帰し2005年春米スタンフォード大学の卒業式のスピーチの最後に締めくくった言葉。
随分私自身もユーチューブから流れるこの言葉を何十回と聴いた。

ハングリーであれ、分別くさくなるな!

人は目的があり、その目的達成のためと言う前提があれば、今直ぐ裕福になりたい、ステーキを食べたい、外車に乗りたい、いい家に住みたいはない、俺はかならず何年か後に自分の野望を果たすためタクワンと味噌汁と白いご飯があれば十分、どんな辛いことでも耐えられる、と言う思いになれる。

肉屋さんでコロッケを買うと思い出すことがある。52dae8dd.jpg

 

 

 

 


北海道を旅するための資金稼ぎ
大学一年の夏の厚木での解体屋の一か月のアルバイト
家屋、体育館の屋根の上に上がってバールでトタンを剥がし
板を剥がし、恐々四つん這いになって梁の上を移動する。
直射日光をもろに浴び暑くて、辛い辛いバイトだった。
その中での楽しみが親方の奥さんが準備してくれる昼飯。
大きなジャーに白いご飯を詰め、肉屋さんから買ってきたコロッケにメンチカツを用意してくれた、それを腹いっぱい詰め込んだ!!
最高のランチタイムだった。

苦しい時ほど振り返ってみると
みないい想い出。

そう言えば27年前に会社を始めた時は、9ヶ月給料がなかった、勿論、覚悟の上、でも少しもひもじいと感じたことはなかった。むしろ、サラリーマン時代の人に使われるストレスもなく、清々しい思いだったように記憶する。

とにかく必死に目の前の遣らねばならないことに取り組んだ。

ハングリーであれ! 愚かであれ!!

全てがきわどいギリギリでワクワクの良き思い出。
そして今も I N G