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平成25年8月1日(木)

            「28年間の起業奮闘伝」
             − 電脳 室井”魂” −

          http://www.dennoh.net/?mm=hdr
                              ++ 十六ノ巻 ++
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                 ~ はじめに ~

 このメールは、電脳株式会社のスタッフと名刺交換をさせて頂いた方、
   交流やお付き合いのある「大切な方」へ、お贈りしております。

        どうぞ最後まで、お付き合いくださいませ。


室井 亨 様

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┗■ 28年目の社長日記
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 こんにちは。


 小中高、大学と、夏休みに入りましたね。

 高校、大学時代の夏休みと言えば、
 前半がアルバイトで稼ぎ、後半はそのお金を握って
 目いっぱい、ギリギリまで旅行していました。

 自由気ままな一人旅、楽しかったです^^


  ところで、最近のテレビ、面白いですね〜
 NHKの朝の連ドラ「あまちゃん」。

 「じぇじぇじぇ」

 きっと今年の流行語大賞になるのでは?

 他の人と笑うツボが少しズレている私ですが、
 いつも声を出して笑ってしまっています(笑)


 また最近ハマッてしまったのが、
 俳優堺雅人主演のTBSドラマ日曜劇場『半沢直樹』。

 これは池井戸潤著の小説をドラマ化したもので、
 この物語は町工場を経営していた父親が、
 銀行から貸しはがしを受け自殺。

 そしてその「銀行の頭取になるんだ!」と入行したバンカーが、
 内外に現れる「敵」「組織」と戦っていくというもの。

 今週放送の(第3回目の28日瞬間視聴率はなんと27.7%)は
 特に面白かったです。

 後半の監査人に対し逆襲する場面は小気味よく爽快で、
 録画したものを3度も繰り返して見てしまいました。
 半沢直樹の口癖は「やられたら倍返し」。

 私も学生時代も含め、社会に出ても
 特に起業してからは色々なことに対して
 「今に見てろ3倍にして返してやる!!」を
 心の中で何度もつぶやいたことを思い出します。

 中学の時は背も低く、
 前から5番目で、何をやってもダメ中学生。

 せめて背だけはと嫌いな牛乳をガブ飲みし、
 暇さえあれば鉄棒にぶらさがっていた。
 (バカでしょう・・・)

 高校の時は教科の担任に試験中、
 カンニングしたと濡れ衣を着せられ、
 それ以降、「絶対見返してやる」と猛勉強し、
 結果を出した。

 そんなことをしている内に、いい点の取り方は、
 いつの間にか会得してしまった。

 要は先生だろうが、過去問だろうが、
 相手が何を考えているかさえ理解できれば、
 全てに共通するということ。

 起業してからは、信用がなく掛け売りが無理だったり、
 採用募集をしても人が集まらなかったり、
 自分にとってとても納得できる人材でない社員に
 一週間で袖にされたり。

 「くそ〜 絶対こんなやつが入れない会社にしてやる!!」

 銀行もリテールバンクと称する銀行から要求された、
 決算書3期分を用意し打ち合わせに向かうも30分以上待たされ、
 担当が来ると、10分も見ないで、
 けんもほろろに相手にされなかった時。

 「くそ〜会社が成長したら二度と〇〇銀行からは借りないぞ〜」
 「今度はこちらが袖にしてやる!」


 しかし後から考えると、
 銀行に対しての教訓として、

 『金がなくてもあるような顔をしろ!』
 『決してこちらからお金を借りに行ってはダメ!』
 『向こうから借りて下さいと言わせるのが基本』

 とにかく、私にとっては悔しさが成長のエネルギーでした。


 さあ、今週は「社内にスーパーマンがいるか!」
 という話をさせて頂きます。

 男子400mハードル日本記録保持者で、
 シドニー・アテネ・北京オリンピックの3大会に出場した
 為末大氏、がこんなことを言っていました。

 「スポーツの世界というのはどの種目においても
  ある一定の年月を経て優秀な選手を豊富に輩出する
  年と不作が続く年がある。

  それには一定の法則があり、かならず、その何年か前、
  何十年か前にスーパーマンが現れている」

 ということでした。

 そう言えばサッカーの世界だって、
 キャプテン翼がいて、三浦カズがいて、
 中山ゴンがいて、中田英寿がいて、
 今世界で活躍する香川真司や本田圭佑がいる。

 水泳の世界だって、北島康介や
 マイケルヘルペスがいて、荻野公介がいる。

 サッカーや水泳に限らず、野球の世界でも同様のことが言える。


 そして、一企業においてもまさにそう言える。

 「社内に上司や先輩の中にスーパーマンは無理でも、
  あこがれのヒーローがいるか!」

 よく社員にこんな話をする。

 この会社の中で本当に真剣にモチベーションを高くもって
 行動できる社員が2人いれば、必ず会社は良くなる。
 それがスーパマンという「あこがれの目標」になる。

 みなさん方の会社にはスーパーマン、ヒーローはいますか?
 是非、スーパーマンの原石を採用しましよう。
 是非、スーパーマンを育てましょう。

 ヘタな社員教育より、そんな存在が
 若い社員のモチベーションを上げ、
 社内の活性化を巻き起こすことになることでしょう。


  室井 亨


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┗■  幸せの神様
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 あなたは本当に悔しい思いをしたことがありますか?
 それはどんな時ですか?

 そしてその時 あなたはどんな心境でしたか?

 その後 あなたはどんな行動をとりましたか?
 ヤケ酒、ヤケ食い、ヤケ走り・・・

 悔し涙で暫し佇む
 眠れない夜を悶々と送る
 リベンジを心に誓う

 そしてこれまで 何度そんな思いをしましたか?

 折れない心も大切
 しかし 折れた骨は人間のもつ治癒力でより強固なものになる

 社会に出れば常に危険が待っている
 山に登る ・ 転ぶ ・ 擦りむく ・ 骨折する

 しかしどんなに険しい山でも
 登らないで第三者として想像しているだけでは
 その真偽ははかりきれない

 自分よりできるな!と思った人でも
 これは難解だ!と思ったことでも

 近づいて
 触って

 中に入ってみれば 予想に反して
 小さかったり 自分と変わらなかったりする

 人はどうしても自分自身を過小評価してしまい
 立ち止まってしまうもの

 人間って思い込みで生きている
 俺なんて 私なんて
 私自身もある時まではそう思って生きてきた

 しかしサラリーマンというある程度保証された世界から

 何ひとつ約束されてない起業の世界に
 (無鉄砲にも、なんの勝算も確証もない状況下で)
 泳ぎを知らずに激流に飛び込んで
 足をバタつかせ続けていたら泳げるようになっていた

 最初から泳げる人なんていない
 やらないよりは やったほうが人生100倍面白くなる

 よく考えたら 人はそれほど守るものなんてない
 むしろ 何もやらないことこそ
 チャンスを捨ててしまうことであり
 最大のリスクである


 「苦しみや悲しみが大きければ大きいほど高まる、
                       人生の価値がある」

                            西浦道明


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┗■  『これは読め!』 ~社長から社員へ~
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                【今日の一冊】
          『社員にもお客様にも価値のある会社』
             著者:西浦道明(かんき出版)

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 <まえがき>
 「今の時代、利益を生み出すことが本当に難しくなった」
 と嘆く経営者が多い。

 日本の企業の72.3%(186万社)、すなわちおよそ4社に3社が
 赤字企業ということからすれば、当然のことかもしれない。

 一方でどんな時代が来ようとも、
 長期に渡ってしっかりと安定した利益を生み出し、
 たくましく隆々と栄え続けている企業もある。

 それは、ごく一部の大企業の話ではない。
 そもそも日本企業の99.7%が中堅中小企業である。
 大企業のみならず、そうした中堅中小企業のなかに
 「ダントツの価値」というものを生みだし、
 誰からも称賛される企業がかなりの数ある。


 そんな中堅中小企業が具体的に4社紹介されており、
 4社に共通する法則、つまり利益を生み出す法則が
 書かれていました。

 ちなみにその法則とは、本書のタイトルにもなっていますが、
 一言で集約すれば「社員にもお客様にも価値のある会社」でした。


 <紹介されている4社>

 【徳永産業(株) 香川県】

 「靴の片足販売で売上げ20倍にした会社」
 ご高齢や事故、病気で歩けなくなった人たちに希望を与えた。
 車椅子から、ゆっくりとだけれど一歩、一歩前に進めるようになり
 涙を流して喜んでくれた靴メーカー。


 【(株)日本レーザー 東京都】

 嘱託社員まで含めた全社員を株主にして、業績を伸ばした会社。
 大学や企業の研究室にお客様のニーズにあったレーザーを届ける。
 先生との信頼関係づくりのためなら、
 海外の国際会議にも手弁当で同行する会社。


 【(株)ISOWA 愛知県】

 会社の悪口が言える『場』をつくったら、
 社員たちが収益の柱をつくった会社。
 会社への不満を言い続けるのは疲れるだけ、
 楽しいのは自分たちのための改革だから。


 【メーカーズシャツ鎌倉(株) 神奈川県】

 高級シャツをあまりにも安く売るのでお客様が心配する会社。
 シャツを購入したお客様から「どうかつぶれないで下さい」
 「なかなかこんな店はありません」そんな手紙をもらう会社。


 我社も4社の中の赤字3社を除く1社の黒字企業ということで、
 10年連続で続けられていることを、社会貢献という意味も含め、
 少し胸を張れるような気がしました。

 また、私たちのモチベーションとは、勿論、報酬も大切ですが、
 お客様からの「ありがとう」という声によって生まれることを、
 改めて認識しました。

 もっともっとリーダーとして、
 部下たちにはお客様の声を大切にするように、
 私自ら、範を示していこうと思います。

 「社長は、社員の親父だから」という節では、
 私自身、既に父親をなくしておりまして、
 社長はある意味、親父だと思っています。

 だからこそ、リーダーとして不甲斐ない私を叱咤、
 特に厳しく指導して頂いているように思います。

 そしてその努力が、妻や娘を幸せにすることだとも思っています。


 最後に文中の2つの言葉が心に深く残っています。

 それは、

 「大きな岐路に立たされたとき、常に困難な道をあえて選べ」
 「業界の非常識に挑戦するからこそ、ダントツで一番になれる」

 これから会社の中枢部を担うためにも、
 自分なりの会社のビジョンをしっかり持ち、
 若い人たちのモチベーションを上げることが
 自分の使命と考え、今後とも努力していきます。


               営業部リーダー 佐藤 裕雄

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 社長からの助言:

 佐藤君はたくさんの苦労をしているからこそ、
 どうしても争いごとが嫌いなようで穏便に済ませようとしています。
 でもそれって、愛情ではありません。

 自ら傷ついてこそ、本当の部下たちへの愛情です。
 色々なことに嫌な顔見せず、本当に努力してくれていると思います。

 後はもう少し、汚れて下さい。
 葛藤し、悩んで下さい。
 そこから新しい始まりがあるはずです。


 本書の中で「社内の誰よりも社長が辛抱して苦労すればいい」
 という一節がありましたね。

 私自身もかつては「辛抱して苦労して」がありましたが、
 残念ながら今の私は、誰よりも仕事を楽しんでいる自分がいます。


                            室井


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┗■  あとがき
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 皆さんこんにちは!!


 最近、海外の映画が盛り上がりを見せていますね!

 特に楽しみなのが、室井のコラムにもありました
 「Superman」の新作♪

 8月に公開ということなので、
 楽しみで仕方ありません!

 映画を観て、私もSupermanを見習いたいと思います^^


 それでは、恒例のプレゼントです!


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 先程『これは読め!』 ~社長から社員へ~でご紹介させて頂きました、
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 そして!


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  <<「やる気」と「成果」が出る最強チームの成功法則(仮)>>

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 【日時】:2013年8月29日(木)19:00〜20:30(受付開始 18:40〜)
 【会場】:TEPIA 4F TEPIAホール
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 代表取締役代表の小笹 芳央 氏は、
 2000年にリンクアンドモチベーションを設立。

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          ◇◆次回配信スケジュール◆◇
              8月15日(木)です!


 それでは次回もお楽しみに^^


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