2016年09月08日

絶対はない

リオの金メダリスト、マレー選手(世界ランク2位)を破って!!
錦織圭選手がベスト4へ
錦織選手もそうだが
卓球の水谷選手が中国の選手を破ったように
絶対勝てない!
と思えばそこに自分自身の中にメンタルブロックの大きな壁をつくる

「無理だ」と思ったら「無理」となる
絶対に負けない!!と思えばいつかしら勝利へと
自分の人生、自分が決めた値段となる
会社経営も売上〇〇億までいくのなんて絶対無理と思えば
もうそこで終わる。

ところで・・・

先日の日曜日、二人目の娘の嫁ぐ日となりました。
確か私が起業した2年後に授かった命だと記憶しています。
会社へ泊まり込んでの徹夜もあり
ただただ言い訳に過ぎませんが
特に二番目の娘には時間をとっていなかった
そんなはじまりから今に至り
なぜか彼女に対しては自信もなく距離ができ
彼女とのコミュニケーションにも自信がありませんでした。
反省しきり

そんなこともあり、なにか娘にメッセージは贈れないものかと
結婚が決まってからアルトサックスを購入し
レコード店でウェディングソングのCDカラオケを購入し
決まった曲が「未来予想図」。
♪も読めない自分がどこまでできるものか?
と思いつつも、楽譜にカタカナをふり、CDをなんども聞きながら
操縦法の本でたどたどしくキーをおさえ
チューニングの手本の音を聞きながら
真ん中に針が行っているか確認し
注釈を入れたり矢印を入れたり、楽器が楽器だけに
家での練習は難しく、早稲田の裏山に早朝車を走らせたり
隣の駅のスタジオへ一日、深夜2回行ったことも
そんなこんなで、素人がなんの予備知識もなく楽器を握っていたら
左手の親指は曲がったままになってしまいました。
(今でもまだ曲がったまんまです(−−;)

ただなんとか、かんとか、人さまにお聞かせできるまでは
と前夜までに多少の自信を持ち、いざ本番へ
イントロが始まり、楽譜を見るとライトで反射して
老眼の私は、しどろもどろ・・・
一体、今、楽譜の上ではどの辺を走っているんだろう
そんなこんなで最後の音楽が終わって
司会者が「お父様の演奏でした」と終焉の声
「俺のここまでの数か月はなんだったんだろう・・・」
このままではこれから6ヶ月くらい引きずりそうだ!

そこで進行役のお兄さんにお願いして再チャレンジをお願いする
会場内ではそれを察してか察してないのか
アンコールの声が手拍子が鳴り出す
そして再びイントロが♪♪
会場内では至るところで「同情の涙」

「この曲、そもそも手拍子で演奏するもんじゃないんだけどな・・・」
そんな思いも交差しながら、今度こそはと再び始まる♪
そして不満足ながらなんとか最後まで・・・
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あとから会場にいた人に聞くと
どんな理由か一応、感動のいち場面だったようだ
「さあ、これがサックス人生のはじまり」
あんな思いしたらもうどこでもこれ以上は「恥」はかくまい
こうなったらプロでも目指してみるか!
まだまだ時間はある・・・

「バカの壁」を書いた脳科学者の養老毅氏が先日こんなことを書いていた
本当の自由とは、既にある、あるいは用意された世界で安心して生きることではなく、その枠、世界から飛び出し新しいことに挑戦してこそ自由になれる。
そして己の自由という可能性が拡がると

なにごともなく、バージンロードを歩き、式の終わりに花を胸に挿してもらって終わる一日と言う選択もあったが、「恥」をかき「同情」を頂きながらも確かになにか得るものはあったように確信する。
勿論その裏には、結果は結果として自分の許された時間の中では精一杯練習したという思いはある。

しかしながらどんなに努力しても絶対ということばはどこにもない
だからこそそれを検証し考えを変え再び行動に起こす
これからも、凡才の自分はそんな繰り返しの連続となる。




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