宮里藍さんは先週のサントリーオープンを国内戦最後?とし、
たくさんの人に惜しまれながらアメリカへと発っていきましたね。
そんな中でJALのCMにこんなタイトルでメッセージが入って
いたので拾ってみました。



「スランプよ、ありがとう」    宮里 藍


4歳のころからの夢だった。

今年、6月、ニュージャージー州で行われた、
忘れられない試合。

私は、米ツアーで今季4勝目の勝利をあげた。
そして日本人初の世界ランキング1位になることができた。


うれしかった。でも、それはゴールではなく、
プロセスだと思うようにつとめた。

だって、大きなスランプを乗り越えて、
やっとたどりついた場所だから。

本当の勝負は、これからだ。

2006年、20歳の時、米ツアーにはじめて参戦。

その後、私はスランプに陥った時、
コーチから学んだことを強く胸に言い聞かせた。

それは、自分に期待しないで、
目の前の一打に集中するということ。

ただ、それだけだった。
ただ、それだけを繰り返してきた。


国内ではプロになって僅かな時間で頂点に達して
賞金女王になりました。

4年前に渡米し、直ぐに一勝できると思ったが初めて予選落ち
今まで自分がやってきたゴルフが根底から崩れ見えなくなって
多くの挫折とスランプから学んだことは「続けること」

彼女はこの4年間、その日プレイした全てのミスに対して
その場で刻銘に記録し、毎晩ベットの中で検証しながら
眠りについたようです。

そして今の宮里藍があります。
ビジネスの世界でも際限のない創意工夫の繰り返しから
ひとつひとつの問題を解決し、突き当たる新たな課題に
真摯に立ち向かってこそ大いなる成長があるのではないでしょうか

そこには年齢ではなく、そこまで歩んできた深さがある