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先日、グットドクターと言うドラマでこの絵本が紹介されて
いましたが、そう言えば我が家にもたしかこの本あったなと
開いてみました。

あらすじは
戦争好きの王様から船乗り、おばあちゃん、女の子
サーカスのマジシャンなどに飼われていたのですが
猫は飼い主が好きではありませんでした。

しかし色々な不慮の事故や老衰で亡くなります。
飼い主は一様に猫の死を痛み号泣します。

或る時、猫は白い雌猫に出会います。
そして何度かの求婚の末、結ばれます。
たくさんの子宝に恵まれ、いつしか育ち巣立っていく。
白猫が老衰でなくなると100万回生きた猫は初めて
何日も何日も悲しくて泣き続け、しまいには死んでしまいます。
猫は二度と生き返ることはなかった。
と言う物語でした。

二度読んでみました。
般若信教の「色即是空」、今、目に映るもの、形あるもの、
色のあるものは永遠のものではなく、いつかは消えて「空」
となる、しかし心は永遠に残るということですかね?
63歳となり、とっくに人生の折り返し地点は過ぎた私ですが
これからの残りの人生をどう生きるか!!
考えるにはよい機会になったような・・・

明日は33周年パーティをホテルメトロポリタンで開きます。
題して「33歳感謝の会」、13年前に「20歳を祝う会」
を開きました。この目的は、ずばり親孝行、起業して5年が
過ぎた時、親に発覚してしまいました。
そこで言われたのは
「お前は二男だからどこで何をしてもしても構わないけど
人さまに迷惑だけは掛けるな!後指をさされるようなことはするな!」
と言う言葉でした。

そんなに俺って信用ないの?そんな風にも思いましたが
幼少期から東京へ出るまでの自分自身を返り見るとそんなに
褒められた人間でもないのでしょうがないか!と。

それから15年後、5月の連休に帰郷すると母が甲状腺癌で
来月5時間の手術を受けると言うこと、ここまま去られては
「人さまに迷惑だけはかけるな!」のイメージで終わってしまうと
想い、急きょその年の8月27日に開催した次第です。
今ではその父は5年目に他界し、母も93歳となり
盲目となり、帰郷するたびにハグして頬ずりして戻ってきていた
のですが流石に・・・。

そして今回は2年後、自分なりに明確の方向性を決定する前に
私が社会に出てからお世話になった方、これから長いお付き合いに
なるであろう方々においで頂き「感謝」の意を表せればと思い
開催することにしました。
41年前、新入社員の時にご指導頂いた先輩、その後の転職先の
同僚(35年)、起業してからアルバイトできてくれていた大学生
(30年)、その後、お力添い頂いた人生の諸先輩、25年、20年と
長い長いお付き合いの方が多くお出で頂けます。
感謝ですね!!
本当は、自分の兄弟たちも来て頂きたかったのですが
色々あり、断念しました。
ただよく考えたら、会社の33周年と言うよりは私自身の上京して
きてからの大切な人と言う意味では遠慮する必要はなかったかな?