昨日のNHK、Eテレで
こころの時代〜宗教・人生〜「命の輝きをうつす」
と言う番組が放送されていました。

奈良に在住する映像作家である保山耕一氏は6年前に
白神山地に撮影に行き、戻ってきて
体調の異変に気づき、病院にいったら
末期がんで余命2ヶ月と宣告されたという

ここまで得た「映像作家としての経験も地位も仕事も」
ポケットから転げ落ち空っぽになった気持ちとその時の状況
を涙ながらに語っておられました。

しかし放射線治療の後、手術を受け、奇跡的に回復
まだまだ予断は許さず再発すれば5年生存率5%
今も後遺症と戦いながらも日々自分に課さられた映像作家と言う
仕事に向き合い毎朝3時、4時に起床し始発に乗って奈良の
自然の息遣い(水みずをテーマ)、春日大社などを映像に収め
毎日、アップされています。
鉛筆でなぞったような新月の月の映像は極みです。

DSC_2749

春日大社の宮司さんの二女の方が小児がんにかかられ亡くなられた
ことを聴き、本来、春日大社での「なら国際映画祭」出品作品予定の中に
その宮司さんと娘さんが眺めていた風景の中に「虹」を入れたいと
10日間毎日カメラを構え、うっすらと映る虹を捉え
死後の世界と現代が繋がっていることを感じたそうです。
DSC_2750
保山耕一氏作品より

また後遺症で苦しんでいた年末、なんども「もう止めよう」
と思っていた時、生涯で出会うことのない
御蓋山からの雲海を見てまだまだ神様に生かされている
自分がやるべきこと、同じような末期がん苦しんでいる
人に希望を届けられることが社会貢献であり社会とつながっている
と感じられる時であるとおっしゃっていました。

その後、検索し動画を拝見しましたがどれも「生きること」
を教えてくれる秀悦な作品でした。

先日、若手の俳優が自ら命を絶ちました。
彼がこの放送を見ていたらどうだったんだろう
と思ってしまいました。

私自身も保山氏のことを思えば、まだまだ幸せであり、
やらなければないないことが山積。

PS
お時間のある方は是非、その映像を御覧なってください。
神々しいほどの息遣いと美しい映像ばかりです。

感動の命