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夏の甲子園が始まりましたね
何気なくテレビをつけると甲子園球児の姿
プラカードを先頭に誇らしげに胸を張っての行進
何故か、いつもにはない熱いものがこみ上げてきました
歳かな・・・
先日、サンデーモーニングのスポーツコーナーで
解説をつとめる張本氏が
「1番以外、2番も最下位も同じだからアッパレはないけど」
なんてコメントしてましたが、確かに相撲やプロゴルフの世界でも
賞金も栄誉も大きな違いはありますが、今回のオリンピックに
関してはコロナ禍の中での延長、5年と言う歳月の中で
それぞれの選手がストックな時間を重ね、怪我や様々な挫折を味わい
ここまで来た選手たちに私は順番関係なく「あっぱれ!」を送りたい

また感じたのは陸上の選手含め、スポーツ選手におけるDNAの大切さ
幼少からの英才教育、環境の大切さ、いいコーチ、監督によって
大きく花開く選手、ビジネスの世界でも同じこと言えるのでは

そして野球や女子バスケで改めて感じたことは
「名選手、名監督にならず」
「名横綱、名年寄りにならず」
侍ジャパンを率いた稲葉監督は日本ハム時代を含め
2000本安打を打ち名球会には入っているのものの、
嘗てのオリンピック選手を率いた監督ほど知名度の高い選手ではなかったと記憶している

そんな稲葉監督だったからこそ、人の痛みも苦しみも理解でき
選手とのコミュニケーションを取り、チームがひとつに
まとまり、金メダルと言う目標に向かって突き進めたのではないだろうか
「この監督のもと一つにそれぞれが全力を尽くそうと・・・」

ビジョナリーカンパニー、まずはどこに向かって行くの前に
心を同じくして同じバスに乗る、そして初めてどこへ向かうか!

話は変わりますが、高校球児でさえ、選手宣誓において
内容をしっかりとまとめ、暗記し堂々と伝えることができるのに

一国の首相が広島の平和式典において相変わらず、官僚のつくった原稿を
無感情な虚ろな目で読み、挙句の果ては一番大切な「唯一の戦争被爆国」の部分を
読み飛ばし、テレビのテロップの文字が突然、消えてしまう有様

「唯一の戦争被爆国」を飛ばしてしまったら文脈が成立しない
果たして内容を読み理解していたのか否か

また長崎の式典では遅刻・・・

コロナが一向に終息する気配を見せない中
全く質問とはかけ離れた答弁、ただただ策もなく自粛、自粛
人流は減少しているの言葉の繰り返し
この国は一体どこへ行ってしまうのか

国でも色々なスポーツチームでも、会社でもリーダーの良し悪しで
こうも変わっていくものだ!!
と学ばさせて頂いたこの数週間でした。

最後にサッカー3位決定メキシコ戦での敗退時
いつも感情を出さない久保選手のグランドでの膝を抱えての号泣の姿
悔しいからこそ成長できる・・・

3年後のフランス大会では桃田選手初め悔しい思いをした選手たちの
活躍を確信する