企業小説を多く書く城山三郎氏の著の一説である

サラリーマンで定年を迎え、それからの人生を考えた時
人生慌てても仕方がない
まわりはどうあろうと、自分は自分
たったひとつしかない人生を大事に見つめて歩いてゆく

人生それほどたいしたものではない
ごく素直に、ぼちぼち歩いていけばいい
またぼちぼちだからこそ、歩き続けられるのではないか

ぼちぼちとは、ともかく、前に向かって歩いていることである
自分のペースで歩き続けると言うことである

「静かに行く者は健やかに行く」
「健やかに行くものは遠くまでいく」