IMG_20221019_114225

先週の土曜日、大阪に向かう新幹線の中においてある
こんな冊子を手にとりました。

円安はいよいよ150円台に届く勢いであり、給与水準も世界に大きく
水をあけられ、大学の全世界での位置もアジア列国からも抜かれ
東大、京大にしても30位以下、嘗て1979年代にベストセラーとなった
『ジャパン アズ ナンバーワン ―アメリカへの教訓―』という著書
一次はGDPがアメリカを抜く勢いだったのがたった30数年でこの有様。

教育では「ゆとり教育」などという国の政策により学力は鈍化し
運動会でも足の速さで出走順を決め、学力は今いちでも運動でも
美術でも素晴らしい才能のある人間をともすると埋没させられる現状。

経済界でも出る釘は打たれるの例えの如くリクルートの江副氏のような
「先見の明を持つ」人材を潰してしまう
また政治の世界では相当の割合で世襲議員が幅を利かせる今の現状。

この冊子の中に・・・
日本株式会社復興のカギの一文に
”そう遠くない昔、この国の勤労者は半分が「会社命」だった。

エンゲー-メント(従業員の仕事に対する熱意)はどこに行ったのか!!”
2022年のギャラップ社の調査によれば、日本人の従業員のエンゲージメントの度合いは
わずかに5%、米国35%、中国18%にも遠く及ばない。
日本の5%は、世界平均21%の4分の1以下である。
という記事が掲載されていました。

ふっと新幹線の中で「果たして我が社の場合はエンゲージメント社員は何人いるだろうか?」
と指を折って数えてみました。
両手では足りないくらいの社員の顔がすぐに浮かんできました。

そんな社員をどれだけ増やすか
この人間関係も会社関係も薄れた時代、それが会社の成長のカギではないか!!と
強く感じる今日この頃です!!

そのためには如何にいい人材(熱い心をもった)を採用するか
今ある腐ったリンゴをどうより分けていくか!!
腐ったリンゴはもとに戻ることはない