昔はこれはというセミナーがあるとよく足を運んだ
または大きな会社の肩書をもつ人を見ると尊敬の念も少しはあった
しかし、ここ10数年は足が遠のいてきつつある

37年間、紆余曲折、試行錯誤、挫折の繰り返し、助けてもらうこと多々
そんな中での身近にいる人たちへの思いの中で

基準が変わったからだ!
人は人、我は我、生まれも育ちの違う環境の中でそれぞれの習慣、人間形成がある
その人が成功したからと言って違う人間がその通りやっても成功しない
経済学者やコンサルタントの講師がどんなに立派な講釈を垂れても
実際に経営しているわけでもしたわけでもない
それなら私の方が業界もこの会社のことも弱みも強みも熟知している


其れよりは如何に身近な人を大切に思うか
それができないで偉そうなことをいっても成長、成功は遠いもの

先日、所沢インター近く、我が社の物流倉庫に顔を出した
社員の人たちは勿論、沢山のパートさんがそれぞれの持ち場で働いている姿
電話の交換機みたいなものをつけて一生懸命、対応して頂いている方
オークションの登録をして頂いている方、入出荷の受付をしている方
コピー機を磨いてくれている方、沢山の方が一生懸命対応して頂いている
そして10年以上20年以上勤務頂いている方も多数

嘘偽りなく、しみじみと有り難いな〜
こんな方たちがいて私は支えられ会社を潰すこともなく37年も続けられたんだなと

「そうだ!しばらくコロナ禍でできなかった年末のクリスマスパティをやろう!」
それもパートさんが参加しやすい所沢で
みんなが笑顔で集い、談笑し、ワイワイと飲む、踊る
最後にはみんなで恒例の人のトンネルくぐりで「ありがとう」を言おう

早速、帰り道、以前から開催している結婚式場に飛び込み空きを確認
もうすでに2日しか空きはなくその一日とする

ひと月前に予約したジュンク堂のお勧め本が昨日届いた
最初はピンとこず何気なくページをめくっていたが少しずつ共感できるところが
その一節に「近悦遠来」という言葉があった

「身近な人が楽しんでいる場所には、結果として
    沢山の人が集まり繁栄していくというもの」

まずは今、目の前にいる人がどうやったら喜んでくれるか
笑顔になってくれるかを地味に積み重ねていく方が結果的にうまくいく近道と