
就職氷河期であった16年前、
新卒社員を、ある一定数採用して2年目のこと、
一年間はこの子たちを責任を持って自分の手で育てようと思い
その一環として、新卒者の中に農家の子がいたことから
「ふっと」自分自身の幼少時代、
春になると農繁期には隣近所、
村の人たちと力を合わせ田植えをし、
昼食にはワラビやゼンマイ、タケノコ、キノコの煮物や
稲荷すしなどなど重箱に詰めて
青空の下、あぜ道に座り食べたとことを懐かしく思い出し
それを再現してみようと思ったのが社内での田植えの始まり。
私自身が前日の夜から午前様までかけて下ごしらえし
早朝、から揚げや煮物、卵焼き、炊き込みご飯をつくり
幾つかのタッパに分けて詰める。
春先の田んぼの中は程ほどにひんやりし素足で
入ると如何にも自分自身が地球の上に立っていると実感

終わったあとは、みんなで酒を酌み交わしながらBBQ
そんなイベントが場所を変えながら、もう16年も続いている。
それは私だけでなく、役員以下みんなが共感し
納得してついて来てくれているからこそ続いていると言える
それは同じく16年続く運動会も同じこと
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